ロン・カーター、そしてハンク・ジョーンズ。
この大御所2人をなんと同時に見れるチャンス!!ということで行ってきました。
プログラムは以下の通り。。。
8/29 19:00~
・FRENCH JAZZ QUARTER ALL STARS
・日野皓正クインテット
・ロン・カーター・カルテット
・デヴィッド・サンボーン
8/30 13:00~
・jammin' Zeb
・上原ひろみ & 熊谷和徳
・ザ・グレイト・ジャズ・トリオ by ハンク・ジョーンズ
special guest appearance by デヴィッド・サンボーン
・ ハンク・ジョーンズ & ロン・カーター with NHK交響楽団
ハンク・ジョーンズは、なんと齢90オーバーのスーパーじいちゃん。
まさにジャズの歴史そのもの、といった感じ。
さすがにタッチやノリは弱くなってはいたものの、貫禄あるプレイでした。
あんな90いないよ…。
そして!生ロン・カーターはかっこよかった…。
なんといってもでかい。
僕らが必死こいて抑える指板を、ぺたぺたと楽ーに弾く。
それでいてなんだ、あの野太い音とグイグイ追いついてくるようなグルーブは。
圧倒されました。
2日目のラストはそのハンク・ジョーンズとロン・カーターの競演。
が、なぜかそれプラスN響という組み合わせ。
これは正直、別々に聴きたかったかな。N響はN響ですごいのだけど。。。
まあ主催がNHKなので仕方ない。
オーケストラがふと止んでトリオになったときのロンのベースがまたいい。
トリオだけで心底聴きたかったです。
あと、サックスはあまり聴かないんで、恥ずかしながら彼をあまり知らなかったのだけど、
今回出てたデヴィッド・サンボーンがとても良かった。
僕の見た2日間ではバンドとしてのノリが1番だなーと感じました。
フュージョンは食わず嫌いでしたが、やはり本物はかっこいいね。
それにしても、ジャズはやはりライブで聴くのが一番だと改めて感じました。
欲をいえばもっと狭いライブハウスがいいけど。
とはいえ、ジャズ全盛期に活躍したプレーヤーを今回みたいに生で観られる機会は本当に貴重。なんてったって90歳とかだし。
今ライブを観ることができるのは若いプレーヤー達。
現在のプレーヤーは全く手付かずなので、生で聴く楽しみのためにも、
ちょっとずつ聴いていかないとなーと思ったのでした。
#
by kado-kayo
| 2008-09-03 23:43
| JAZZ