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はやおき


by kado-kayo
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かね

金。
かね。

いや、別に金に目がくらんだ者ではございませんYO。
念のため。

ただ、最近金について考えることが多いので、ちょっと書いてみる。


金は生きていくうえでかなり必要なもの。
これは皆身をもって感じていること。

「世の中金が全てじゃない」
と言い張る人もいるだろう。それはあたりまえ。金は全てではない。
が、服を買うとき、お菓子を買うとき、外食するとき、あなたは何を基準にするか?
自分の嗜好だけでは選んでいないはず。
無意識でも、嗜好と価格のバランスをとってモノを選んでいる。
つまり、その時点で金に支配されているとも言える。

「これは高いから、ちょっと劣るけど安いこっちにしよう」
と考えた時点で、「世の中金が全てじゃない」と言うことはできない。


このように、金は人の価値判断材料の1つでもある、大きな存在だ。
だが、実際、金は多少「汚い」モノとして扱われる風潮がある(少なくとも日本では)。

例えばテレビを見ていてもそうだが、
タレントも金の話になると「いやらしい話ですけど~」なんて感じでしゃべる。

生きていくうえで空気のように(は言い過ぎかもしれないが)必要なものなのに、
金のことを表に出すのはタブー、みたいな感じがある。

いわゆる日本の「恥の文化」の影響も絡んでくるのだろうけど、
このような状況だから、金について無知な人が多すぎるのではないだろうか。
もちろん僕も含めて。
一体どれだけの人が金の役割、殖やし方、税金のしくみ、などなどをきちんと理解しているのだろう。


スポーツをするとき。
ルールを知らなければ楽しめない。
ルールを知らないままサッカーをして、手を使ってしまう、相手の背中を蹴飛ばしてしまう。
それでもルールは適用されるから、レッドカードで退場。
ボールを手にしても、ゴールの存在も知らないから、点数も入れられない。
もう散々。

これは当たり前。
じゃあ、お金の場合は?
ということ。

税金、ローン、保険、貯蓄、投資、、、
生活するにあたっては様々なお金のルールがある。
それを知らずに生活することは怖いことだし、楽しめない。

たとえば余ったお金はどうするか。
多くの人は「銀行に貯金しなさい」としか教えられない。
これは、数あるルールのうちの一部分しか教えられていないということ。

日銀が利上げを行ったが、それでも日本はまだゼロ金利に近い。
今は、銀行にお金を預けても増えて戻ってくる時代ではない。
なのに「銀行に貯金しなさい」という教えは果たして最適解なのか。

多額のお金を手にしても、お金の使い方のルールが分かっていなければ、
変な投資話に乗ってしまったり、浪費してしまったり…。不幸になってしまうかもしれない。

ルールを知らずにその世界に飛び込んでいくというのは、
無鉄砲以外の何物でもないのでは…?
と最近強く思う。


ということで、最近はお金について勉強し始めている。
FX(外国為替証拠金取引)なんかの勉強をしていると、
経済の知識も入ってくるのでとてもおもしろい。

ケチな僕はお金の楽しい使い方も身につけないといけない。
知識は身についても、考え方を変えるのはなかなか難しいと思う。
が、やってみたいと思っている。

お金に支配されるのではなく、お金と対等に付き合えるようになりたい。
好きなときに、好きなところに、好きなだけ旅行をする。
お金を気にせずに。
とか。

そのためには多くのお金を持つ必要がある。
その手段としてFXとかの投資の利用も考えている。


ただ、投資の勉強をしていくうちに、腑に落ちない点もでてきた。

年中働き、多くの人の命をつなぐ農作物を作って、それでも必要最低限ぐらいのお金しか受け取れないお百姓さんがいる。
猛暑の中、体をフルに使って、材木を運び、一軒の家を生み出す大工さんがいる。
自分の経験を総動員しておいしい料理を提供するコックさんがいる。
そしてその料理を運ぶというサービスを提供するウエイターがいる。

その一方、
株や為替のデイトレードなんかで、指先一つで巨額の金を稼ぎ出す人がいる。
彼らはモノは何も生み出さない。
しかし前者よりはるかにお金を得ている。

後者が悪いとは言わない。
彼らの思惑によって為替相場が動き、それにともない輸出入の増減があるかもしれない。
それによって得をする人々もいるかもしれない。
そう考えることもできるから。

だけど、やっぱり違和感。
このへんはまだ整理がつかん。


今のところ、僕は後者には否定的。
だからといって、無欲で奉公するというのも違う。

社会に対して、なんらかのプラスを生み出し、かつ、自分のお金を増やす。
この考えは根本に持っておきたいと思っている。
やはりお金は、自分の生み出すサービスの対価として受け取りたい。


自分でも消化不良で、
うまくまとまらん。
お金と教育についてもまた後日書きたいと思う。
by kado-kayo | 2007-02-22 03:35 | 雑記